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2007年02月28日(水)

欧州版PS3はEEを搭載しない?

以下素人の妄想なのであまり本気にしないでね。

日本版のPS3にはPS2タイトルの実行用にEE+GSというチップが乗ってます。 その名の通りCPUであるEmotion EngineとGPUであるGraphics Synthesizerをワンチップに凝縮したものです。 最初は確かPSXに搭載され、薄型PS2にも使われています。 欧州版PS3では大量生産のためにこのEE+GS統合チップを搭載せず、代わりにGS単体チップを使うんだそうです。 ちょっと待って。 今PS2アーキテクチャのマシンはすべてEE+GS統合チップが使われているはず。 だからEE+GS統合チップは大量に製造されているはず。 GS単体チップは誰も使ってないから製造されてないんじゃないの? ES+GS統合チップとGS単体チップでは製造の手間も原価も変わらないと思うんだけどなぁ。 GSもすべてCellとRSXでエミュレートするのなら話は分かるんだけど、GSチップを乗せるのは不可解だなぁ。 ES+GS統合チップ→GS単体チップだと、チップ数は1個→1個で全然減っていない。

あっ、PS3のEE部分には外部にRAMBUSメモリが付いてるんだっけ。 てことはEE部分に加えてRDRAMチップを削減できるってことか。 GS用のVRAMはGSチップ内部に混載のはずだから外部にメモリは必要ないよね。 RDRAMは2個のようなので、チップ数は3個→1個となってコストダウンの効果アリなのかな。 コストダウンと言うか部品点数削減→製造の単純化、なのかしら。 あっ、GS互換機能をI/Oプロセッサ(って存在するんだっけ)に統合しちゃえばさらに部品点数削減。 しかし、互換性低下を公言してまで製造コストを下げなきゃいけないのか。 GS単体チップは新たに作らなきゃいけないから、全体としてのコストは下がらないかもね。 最初から完全にソフトウェアエミュレーションができてればこんな苦労はなかったんだろうけど、まあ大人の事情は難しいね。 日本版はEE削除のタイミングでシュリンクしたCellも投入するのかしらね。 で、それにぶつけてHD DVD標準搭載のXbox 360が出たりして私が凹むと。 華麗なスケジュールですな。

Cellの性能でPS2が完全にソフトウェアだけでエミュレートできるなら、ドリームキャストもソフトウェアエミュレートできそうだね。

投稿者 ミキオ | 2007-02-28(水) 23:46:46 | [日記] | 2007年02月 | ツイートする

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