前後のエントリ

2007年10月27日(土)

[買物|本] 銀星みつあみ航海記 LOG.02

鷹見一幸さん、「銀星みつあみ航海記 LOG.02 俺らが選ぶべき希望」(角川書店スニーカー文庫)。 イラストは緒方剛志さん。 600円で購入。

LOG.02だけど2巻じゃなくて3巻。 今回のミッションは銀河の辺境に食料と生活必需品をお届けすること。 微燃えで微萌えなんですよ。 微、というのは悪い意味ではなく紛れもない長所であって、例えるなら「貧乳はステータスだ」ってことです。 微かに香る萌え要素にこそワビサビの美学があるのです。 燃え燃えで萌え萌えだと味が濃すぎて感覚が麻痺しちゃうし。

表層的な表現としての文章はひどいもんだと思う。 カン違いした中学生が自分のホームページ(笑)に発表しちゃう小説並みのダメさ加減。 最初の1ページ目だけで「いわば」が3回も出てきたときはひっくり返ったさ。 文章の順番とか句読点の位置とか、3回読み直せば書いた本人でも気になって直したくなるはず。 でもね、だからダメだとは思わない。 このお話は、というかこの小説家は、たぶん表層的な表現としての文章にはフォーカスしてないの。 脚本はいいんだけど作画がなぁ、とか、詩も曲も最高なのに歌唱力が、とか、そういうのが世の中には結構あるよね。 人はどこか欠けているものです。 欠けているからこそ優しくなれるのです。 完全無欠で付け入る隙がないと、妄想の入り込む余地がないしね。

あんまり関係ないがふと疑問に思ったこと。 物流が光速を超えている世界観だとすると、情報も光速限界を超えて伝わる必要があるはずです。 辺境惑星からAmazonへの発注が光ケーブルで3年かかるのに、ペリカン便がワープを使って3週間で来るとかおかしいし。 ネット発注は長くても数時間で受け付けて欲しいよね。 情報がディスクのようなものに記録されてモノとして運べるなら物流に乗っけて光速を超えていけます。 しかしストレージに記録した情報は固着した瞬間から古い情報なので、現在のインターネットのような双方向情報リンクが光速を超えることができるかどうかが重要です。 ワープがいわゆる亜空間的な場所を通るという設定なら、その亜空間にケーブルを敷設すればOK。 でも、亜空間は常時存在しているわけではなく、オンデマンドに現れるというか必要なときに必要な場所に向けてトンネルを掘るようなイメージなんだよなぁ。 はたして恒常的にケーブルを通せるものなのか。 あるいは亜空間そのものが情報伝達媒体になれる(電線として使える)という設定ならいいのかな。 なんにしても亜空間の使用料が無料に近くなければパケ死(死語)。 意思とか思念とかそういう有機生命体的な概念が距離に無関係にゼロ時間での情報伝達を可能にするとか、そういう設定しかないのかな。 そういうのは個人間通信には向いているけど、インターネット的なものには向いていない。 エログロ含めてあらゆる情報がその有機生命体的インターフェイス(おそらく朝倉涼子型)に集中することになる。 人道的に問題がありそうていうか私が許さん。 光速を超える情報伝達粒子のような、アインシュタインに真っ向対決を挑む何かを創造するのかなぁ。 →Wikipediaにそういうのがまとまってた(超光速通信)。 すんなりとあまり考えずに納得できそうな方法って難しそうだね。

投稿者 ミキオ | 2007-10-27(土) 23:24:46 | [アニメ・コミック] | 2007年10月 | ツイートする

zenback

前後のエントリ