ぷららでBitTorrentを使うときは設定が必要
久しぶりにPS3でMETAL GEAR ONLINEを起動してみたら、バージョンアップの通知が表示されました。 BitTorrent互換のピア・トゥ・ピアモードでダウンロード処理を開始……できないなぁ。 PCでVeuzを起動、Ubuntu 9.04とかDebian 5.01とかがダウンロード完了状態で置いてありますが、アップロードされる気配なし。 試しにOpenSolaris 2009.06のダウンロードを指示、でもぜんぜん動かない。 ふと思い出したのが、ぷららによるWinny遮断のお知らせ。 似たようなのものだというアバウトな判断により、Winnyと一緒にBitTorrentも規制されちゃったのかしら。
ぷららの機能にネットバリアベーシックっていうのがあります。 Winnyフィルタを含む、各種フィルタのサービスです。 このネットバリアベーシックが、デフォルトでADSL契約に適用されるようになったのが原因でした。 ネットバリアベーシックで提供されるフィルタは3つ、URLフィルタ、パケットフィルタ、Winnyフィルタです。
URLフィルタは怪しげなWebサイトへの通信をブロックするものですが、DNSエラーや404を偽装するタイプではなく、フィルタしたことを明示する親切設計です。 私は健全な大人なので、Web閲覧中にフィルタされたことがありません。 とりあえずURLフィルタの設定はデフォルトのONで問題ないようです。 パケットフィルタはデフォルトで外部からの通信を遮断する「弱」ですが、おかしいな、ケータイから自宅Webサーバへのhttp通信は通るよ? ま、自宅サーバを構築している人はたくさんいるだろうし、ありがちな通信については通してくれてるのかもしれないね。 で、このパケットフィルタをOFFにすれば、Winny以外のあらゆるパケットが自由に行き来できるはずです。 WinnyフィルタをOFFにすると、恐らく帯域的なペナルティがあると思われます。 BitTorrentとWinnyは違うものだとぷららが思っていてくれていれば、パケットフィルタOFF・WinnyフィルタONでBitTorrentが使えるはずですが、さてどうでしょう。
ネットバリアベーシックをパケットフィルタOFF・WinnyフィルタONで設定してVeuzを起動、ダウンロード・アップロードともに正常動作を確認。 PS3でMETAL GEAR ONLINEのバージョンアップを試行、ダウンロード・アップロードともに正常動作を確認。 これで大丈夫みたい。
ていうか、光の人は一足早くこの罠にハマっているはずなのに、何でググっても出てこないんだろう? こんな簡単なことにハマるのは私だけということかしら(涙)。
