サンダーガール!
鈴木鈴さん「サンダーガール!」(メディアワークス・電撃文庫)、イラストは片瀬優さん。 敬称略なのもどうかと思ってさんを付けてみたけどなんか落ち着かない。 慣れの問題かなぁ。
なんの目的もないときに本屋さんに行くのが好き。 ときどき、本が私を呼ぶんです。 この「サンダーガール!」もそんな、私を呼んだ本のひとつ。 ああ、なんか電波を受信してるに違いない。 最初のカラーイラストでいきなりぱんつ見せ見せです。 本文中のイラストも見え見えです。 最高です。 いや、それはともかく。 ていうか内容はぱんつとかそういう方向ではないです。
登場人物が日本人的な名前なので覚えやすいです。 でも地名はやや難しい、地図があればもう少しイメージができるのかもしれない。 神様や化け物の名前はオリジナルではなく、タケミカズチとか両面宿儺とかは既にある伝説に出てくる名前らしいです。 学校で5人目だそうですがまだ3人しか出てないし、むすび山もまだなんだかさっぱり分かりません。 アマツカサの依坐で名前だけしか出てきてない人もいるし、まだまだ謎がたくさんあります。 1巻とかそんな感じの言葉は書いてなかったのでもしかして1冊で完結かなと思ったんですが、もう全然続きます。 2クールのアニメの第1話って感じです。 世界観の説明、物語への導入、そして軽い事件を一発。 このあとも何冊か続くと思われます。
マナちゃんは「敵側」の人間だと思ったんだけどな。 彼女を6人目にするのは安易だし、ただ弱いだけの女の子なんて魅力的じゃないし、どうするんだろうな。 敵側にして戦わざるを得ない状況にするのがドラマチックなんじゃないかなぁ。 ただむごいのは寂しいな、敵側に回ってしまったマナちゃんを友情パワーで取り戻すんだ。 その戦いの中でナナミも少しずつ心を開いていったりするようなベタな展開を希望。
投稿者 ミキオ | 2005-08-02(火) 22:46:51 | [アニメ・コミック] | 2005年08月 | ツイートする
