ぼくたちには野菜が足りない
淺沼広太さん「ぼくたちには野菜が足りない」シリーズ(集英社(←音が出るので注意)・スーパーダッシュ文庫)、イラストはなごやこーちんさん。
- 「畑に関するLesson1：それ絶対植えてみよう!」
- 「畑に関するLesson2：地獄の沙汰も蕎麦次第」
- 「畑に関するLesson3：いま、食べにいきます。」
超農力学園ラブコメディ。 トップページから流れたとはいえ、いつまでも(書きかけ)ってわけにはいかないよね。 ただ、この「ぼくたちには野菜が足りない」はライトノベルの鑑であって、特にこれといった内容はないんですよ。 あくまでも軽く、怒涛のごとく流れるハイテンポな展開。 ヒロイン(?)はいきなり宇宙人だし、地球人は超農力(農業的分野の超能力)持ってるし、もうありえない世界観。 宇宙人コペルちゃん(本名のリコペルシコンはググってみるとトマトの学名)のメロディアスな台詞回しは作品内でポインセチア節と呼ばれていますが、このリズムがとてもステキ。 そこに深みがあるのかといえばたぶんない。 いやもしかしたらあらゆるところに元ネタがあるのかもしれないけれど知らないものはしょうがない。 私に見えるのはただ前へ進むエネルギーのみ。 意味というベクトルのない純粋なエネルギーこそが青春であるとか、年寄りくさい感想を述べてみたり。
とりあえずはこの3冊でワンセットです。 内容的にすぐに続きが出るような感じもありません。 安心して3冊セットでお楽しみください。
投稿者 ミキオ | 2005-08-02(火) 22:33:12 | [アニメ・コミック] | 2005年08月 | ツイートする
