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2007年01月23日(火)

WX320K発表

今使っているAH-K3001V(通称京ぽん)は2005年3月に買ったものです。 もう2年近く使用しているわけで、バッテリーもほのかに膨らんできております。 そろそろ買い替えたいけど、WX320が出るまで待とうと我慢していました。 そしていよいよ新製品発表。 一番魅力的なのはnico.necoですが、さすがにWebブラウズをあきらめるのはちょっとアレなので付属ストラップの別売りを期待するにとどめます。

で、WX320Kですが、これWX310Kの後継じゃないんだね。 AH-K3001V→(マイナーバージョンアップ)→WX300K→(フルモデルチェンジ)→WX320K、という感じでしょうか。 AH-K3001V→(名前だけ変更)→WX300K→(外側だけ変更)→WX320K、ってことはないよね。 ないよね(涙)。 SAR値が0.03W/kg→0.09W/kg→0.14W/kgと順調に増えてるっていうかこの数値は既にPHSとして桁違いすぎやしないか。 今回はハイエンドの引き上げではなく、ローエンドの底上げ的なラインナップになってますが、こういうときこそ基礎体力に重点を置かなきゃダメでしょう。 電波感度やバッテリー持続時間のような地味な改良こそが必要で、さらにPHSがPHSであるために放射電磁波の低減はもう絶対条件ですよ。

これ以上待ちたくないからたぶん買います。 名前がWX303Kとかならかわいげがあったんだけどなぁ。 nineがARM9でWX320KはARM7なんだけど、つまりサクサク度はnine以下なのかしらね。 ARM9の方が高クロックで動作するようなアーキテクチャらしいけど(ARM7は数10MHzでARM9は200MHzとか)、実際nineとWX320Kがどんなクロックで動いているのかはわかんないしな。 ちなみにゲームボーイアドバンスがARM7でニンテンドーDSがARM9だそうです。 このOKIのベースバンドチップは本当に電波側の処理だけで、メインプロセッサは別に乗っける方向なのかな。 WX300/310シリーズはSuperHていうかSH-Mobileらしいし(参考資料)。 WX300Kの後継ならソフトウェア開発負荷を考えても当然SH-Mobileがメインプロセッサだよね。 軽い処理で非同期に動かせるものをOKIチップのARM7コアに任せることもできるかも、ってところかな。

私はいつでもタイミングが悪いから、買ったらすぐ次のが発表されたりするんだよね。 JavaもFLASHもBluetoothも全部入りWX330Kとか出てきそう。 なぜかいきなりビクターが復活してワンセグなWX330Vなんていう展開はないですかそうですか(私が最初に買った端末がビクター製だったんだ)。 不意を突いてnine.necoとか。 国内向けiPhoneにはW-SIMが搭載されるとか(マジありえない)。

落ち着いてよく観察するとWX300Kの後継機としては文句のない正当進化だと思います。 今までのウィルコムにはハイエンドとローエンドしかなかったような印象だけど、これからはWX320Kがミドルレンジを受け持つことになるんでしょう。 カローラが売れてこそのトヨタみたいなもので、ウィルコムのベーシックとして屋台骨を支えるような存在に育ってほしいと思います。 で、ベーシックモデルがここまでやっちゃったんだから、ハイエンドであるはずのWX330あるはWX321には相当すごいのを準備していると信じます。 ええ、信じますとも。

投稿者 ミキオ | 2007-01-23(火) 01:05:57 | [ハードウェア] | 2007年01月 | ツイートする

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